平成10年度大域情報学

<学年>主として3回生(前期)を対象とする。

<目的概要>我々の住む地球上には様々な生物種が存在し、それぞれは互いに食う食われるなどの関係によって結びつき、生態系と呼ばれる複雑なシステムを形成している。生態系は生物間の様々な関係を含む極めて複雑なシステムであるが、この複雑なシステムで繰り広げられている様々なレベルの過程を、数理モデルやコンピュターシミュレーションを用いて解析する方法について講義する。微分方程式などの力学系として記述される数理モデルの解析を通じ、生態系の動態をよりよく知る道具としての数理的手法の基礎を学ぶ。

<授業計画>下記の内容について講義する予定。

<試験>試験は特に実施しない。

<成績>レポートの提出に基づいて成績をつける。なお、夏期レポートを提出すれば、成績を最終的に決める際、これを参考資料にする。

平成10年度のレポート及び夏期レポート(PDF形式)。


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